グラフ
新潟大学病院中央臨床検査部
屋形 稔
pp.429-432
発行日 1964年6月15日
Published Date 1964/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916768
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昭和37年4月,病院外来棟に平行して走る東病棟が新築され,これを直角に結ぶ中央検査棟3階建ても新築または改装をみて中央臨床検査部が正式に発足した。それ以前約3年間は準備時代で各科研究室に寄生していたが,ここで助教授1,助手2の席も文部省公認となり,現在では技術員33名,事務員2名で構成されるまでに成長した。しかし大半の検査室が兼任教官の監督下に在り,専任教官の増員が焦眉の問題であり,技術員数も西病棟の新築を控えて伸びてゆく検査件数にはとても追いつかなくなって来た。
検査室は図の如く26室より成り,室内総面積280坪である。現在のところ,臨床化学,臨床血液,臨床生理(脳波,筋電図,心電図,基礎代謝,呼吸機能),臨床細菌,臨床血清,病理組織,一般検査の7部門から成っており,月間取扱総件数は約25,000件である。
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