特集 情報処理と保健婦活動
産業保健活動におけるコンピュータの利用
加藤 登紀子
1
,
菊池 恵美
1
1富士通健康管理センター・保健指導室
pp.201-211
発行日 1991年3月10日
Published Date 1991/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900205
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はじめに
当社では約20年前より健康診断にコンピュータを利用してきたが,昭和61年に大幅なレベルアップを図り,健康管理センターと全国29事業所を結ぶ富士通健康管理システムを構築し,運用に至っている(図1,2)。
このシステム化が産業保健活動に,質的に貢献したと考えられる点,およびシステム化をすすめる上での工夫のポイントを述べてみたい。更に,健康診断の際の2次検査自動追加システム(予診分析システムと呼んでいる),疾病管理システムについて,やや詳しく紹介したい。
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