病院めぐり
本島総合病院外科
山田 修司
pp.342
発行日 2000年3月20日
Published Date 2000/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904055
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本島総合病院は,群馬県の東部の太田市にあります.太田市は昭和30年代より自動車産業の躍進や電機メーカーの誘致により高度発展を遂げた人口約15万人の工業都市です.当病院は約350年前の江戸時代初期の本島数馬に発し,現院長が第13代目であります.昭和16年に35床で病院認可を得,昭和40年104床で特定医療法人となりました.さらに平成元年より総合病院となり,現在346床となっています.そのうち外科は55床でありますが,いつも満床に近く他の病棟を借りてやりくりしています.このように歴史が古く,群馬県東毛地区の中心を担う病院であり,先輩諸氏の努力により,昔より「本島」に行けばなんとかしてくれると言われ,昼夜問わず地域住民に愛されています.また診療日は木曜日が半日,金曜日が休診で,土曜日と日曜日は全日診療を行っているため,患者さんだけでなく他の医療機関からの紹介も多く,期待を寄せられていることにわれわれ外科スタッフも十分責任を感じています.
当院外科は,現在院長の本島悌司以下,山田修司,登田尚敬,大岩正夫,後藤与四之の5名です.さらに非常勤で群馬大学第1外科,慈恵医大第2外科や東京大学第2内科の応援を受け,内視鏡手術を幅広く行っています.また,日本外科学会および日本消化器外科学会の認定医修練施設にもなっており,若い医師が各大学の医局からの派遣で研修を積んでいます.
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