ホスピタル・トピックス 自治体病院
院内保育所の設置
米田 啓二
pp.54
発行日 1977年1月1日
Published Date 1977/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206126
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看護婦等医療従事者の確保に悩む病院等において,その対策の1つとして最近保育所を設置する病院が増えてきているが,全国自治体病院協議会で調べたところによると,自治体病院においてもここ数年間で急速に保育所の整備が進められてきたことがわかった.すなわち,昭和46年6月現在で調べたところによれば,都道府県立では13%,市町村,組合立では8%の病院に設置されていたが,昭和51年4月現在では都道府県立では38%の79病院で,市町村,組合立では17%の109病院に設置されており,著しく増加している.
なお,運営の責任者についてみると,昭和51年4月現在の調査によると,病院の開設者が行っているところは,都道府県立では13%(10病院),市町村,組合立では26%(28病院)病院自体で行っているところは,都道府県立では47%(37病院),市町村,組合立では46%(50病院),職員組合または労働組合で行っているところは,都道府県立では13%(10病院),市町村,組合立では5%(5病院),その他で行っているところは,都道府県立では25%(20病院),市町村,組合立では22%(24病院),不明は,都道府県立,市町村組合立各2病院となっている.
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