連載 院内サービスの新展開・6
―院内保育所(後編)―ピジョンが提供する子育て支援サービス
増田 豊子
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1株式会社ピジョンハーツ 事業推進本部 事業推進室
pp.810-811
発行日 2010年10月1日
Published Date 2010/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101804
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■院内保育園の導入条件
院内保育所の導入において重要なのは,まず設置場所の確保である.院内保育所は認可外保育施設となるため,認可外保育施設指導監督基準を満たしていなければならない(例えば2方向避難経路,乳幼児1人当たり1.65m2以上の保育室の広さの確保など).また,厚生労働省の労働局から助成金を受ける場合は,さらにその条件も満たす必要がある.いずれにしても,子どもの年齢・人数によって必要な面積が算定されるため,あらかじめ病院側が従業員に対して利用人数調査を実施し,子どもの年齢や人数を把握したうえで,病院内で適切な場所を選定いただくことが望ましい.病院建物内にスペースが確保できない場合は敷地内の別棟に開設する場合もある(敷地内の看護師寮だった建物を利用したケースもある).
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