私的病院からのレポート・3
—東京・三愛会 伊藤病院—リハビリに主力を注ぐ都心の病院
一条 勝夫
1
1病院管理研究所経営管理部
pp.78-84
発行日 1972年3月1日
Published Date 1972/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204605
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わが国にリハビリテーションの技術が導入されたのは比較的最近のことで,保険の面でも一つの盲点となっているが,このような状況下でリハビリテーションを中心に診療を続けて5年になる伊藤病院の場合,運営面での苦労をどう切り抜けてきたのであろうか,主として経営面の実態を単刀直入にうかがった.
伊藤邦彦院長(写真左)は東京都出身.昭和21年日本医大を卒業,医科歯科大,国立東京第一病院に勤務,一時医歯大講師としてもどられたが33年開業された.当初は整形外科・外科を主力にした病院であったが,42年現在地にリハビリ専門病院を私財を投げうち開設された(写真右).
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