モノグラフ
本格的なリハビリテーションに取り組む三愛会伊藤病院
荻島 秀男
1
,
早川 ミツオ
1伊藤病院リハビリテーション部
pp.154-160
発行日 1972年2月1日
Published Date 1972/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916879
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救急とリハビリテーションといえば,現代不採算医療の2大横綱.ところが,この医療行政の最も遅れたリハビリテーションに正面から取り組んでいる病院がある.その名は“三愛会 伊藤病院”.この病院は昭和33年に外科・整形外科を中心に発足し,昭和46年6月に101床で本格的なリハビリテーション・センターとして再発足し今日に至っている.
現在,120床.看護婦数35名.外来患者1日300名,このうちリハビリテーションの患者が約70名.ここでは小規模ながら,リハビリテーション医療に必要なすべてがととのえられ,アメリカのリハビリテーション専門医のライセンスをもつ荻島秀男部長のもとに,看護婦・PT・OTなど各専門職集団が緊密なチーム・ワークを実行している.
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