私の病院の経験から
研修(教育)病院として青医連を受け入れる—静岡県立中央病院
清川 安彦
1
1静岡県立中央病院
pp.110-111
発行日 1970年3月1日
Published Date 1970/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203913
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かつてある病院長会議に出席していた時のことである.会議なかばに数十人の青年医師連合という(学生も加わっていたと思うが)ヘルメット群がはいりこんできて‘会議粉砕,会議粉砕’‘ナンセンス’の連呼に囲まれたことがあり,事の行きがかり上,私1人が矢面に立った形になり,論戦を展開したことがある.
その集団的圧力は確かに大きい,が,言っていること,‘何故に斯くするや’の理論にはなんら深さがないとみた.その後数回,数人ずつの青医連グループと話し合うが,その言い分には私個人として,自身若かったころに持った不満と共通するものも少なくないのを知った.
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