特集 病院のMSWをより発展させるには
病院におけるMSWの活躍
救急センターにおける患者援助—済生会神奈川県病院
八木 真人
1
,
熊谷 美保子
1
1済生会神奈川県病院
pp.43-44
発行日 1970年2月1日
Published Date 1970/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203873
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済生会神奈川県病院は300床の一般総合病院で,外来患者は1日約800名である.精神科と結核病棟はない.昭和40年7月より神奈川県交通救急センターを併設し,センターの病床数は昭和44年より100床となっている.
医療ケースワーカーは専門職として昭和31年よりおかれている.医事課医療社会事業係に位置し,昭和41年より2名.われわれの経験年数は3年半と1年半である.相談室は病院と棟を別にし,個室ではあるが,病棟,外来から遠く,寒くなると特に不便であるが,現在の場所に移ってからも相談件数は以前に比べ増加している.
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