研究と報告【投稿】
看護業務における能力開発への試み(1)
亀ヶ森 清子
1
1佼成病院看護部
pp.95-97
発行日 1969年9月1日
Published Date 1969/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203741
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どんな仕事にとっても,創意と生きがいは大きな基礎的な要素であることが十分に認められている.このことは,最近とくに各方面で認識され,強調され,かつ広く広用されている.ぼう大な日本国有鉄道では,この意味で,同労働科学研究所労働心理研究室の丸山康則博士らが中心となって実際的な立場で詳細に研究して,種々成果をあげている.
私は,この方法を看護業務の能力開発の一端に応用したいと考え,病室ならびに外来について,いささかの調査を行なった.もちろん,調査も途についたばかりであり,さらに今後調査追求を重ねるわけで,今回は全く不十分であるが,その一端を報告してご批判を仰ぎたいと考える.
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