リハビリテーション施設のあり方(2)
東大病院リハビリテーション・センターの設計—東京大学建築学科吉武研究室
吉武 泰水
1
,
岡下 達
2
,
陳 慧玉
2
,
小滝 一正
2
1東京大学建築学科
2東京大学大学院
pp.70-78
発行日 1967年1月1日
Published Date 1967/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203020
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はじめに
東大病院リハビリテーション・センターは,中央診療棟の一郭の改修工事によって造られた。その結果,種々の問題が生じ,なかにはリハビリテーション施設として基本的に不適格な点さえあった。しかし,現状では総合病院併設の例は少なく,ことに大学病院併設は全くないので,一つの実例紹介として,図面・写真などで施設の概略を示す。同時に設計過程の概略をも述べて,私たちがリハビリテーション施設について持っていた建築的なイメージについても若干触れておく。
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