研究と報告【投稿】
従業員の立場からみた病院の労務対策
宮川 昭平
1
,
狩野 恭子
1
,
浜野 博正
1
,
島田 雅弘
1
,
湯本 国利
1
,
渡辺 ナツ
1
1三楽病院
pp.81-85
発行日 1966年6月1日
Published Date 1966/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202872
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I.はじめに
医療の本質に理解の乏しい今日のような政治的社会経済的環境のもとにあって,高度の診療レベルを維持して社会公共に対する病院の使命を果たすために,病院従業員は一種の社会的不平等ともいえる物心両面にわたる犠牲的生活を強いられている。著者らは,昭和40年4月に施行した調査の結果をもとにして,従業員の不満は何処にあるのか,また勤労意欲を開発するにはどうしたらよいか,労務対策面における現実的な方向づけを試みた。
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