特集 外来看護
外来診療における看護業務とその検討
杉山 晴子
1
1慶応義塾大学病院
pp.35-39
発行日 1965年11月1日
Published Date 1965/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202717
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はじめに
最近,包括医療,総合保健などといわれるが,病院の外来は社会的接触面を最もはば広くもっている。近代化された建築設備の中で,診療体制は専門外来,特殊外来の増加に新しい外来の機能は感じられるが,ここに生じるそれぞれの関係は円滑であり,問題発見とその解決は,外来の運営にともなって前進しているであろうか。
外来診療は病院の構造,診療科目と内容,受診患者数,診療時間,職員の配置数などにより特徴づけられる。外来診療と看護業務は各病院外来に共通点もあろうかと思われるので,身近な臨床面から問題点を考えてみたい。
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