第15回日本病院学会特別号 III.シンポジウムの部
A.看護教育の問題点(座長報告)
金子 光
1
1東京大学
pp.63-65
発行日 1965年10月20日
Published Date 1965/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202700
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
わが国の看護教育のあり方は,昭和23年に制定された「保健婦助産婦看護婦法」の規定に基づいて今日まで行なわれてきているが,その間の10数年において目覚しい発展をとげている保健医療における看護の役割を果たすための看護教育のあり方としては,いろいろの面で問題点が指摘されてきている。問題となっている諸事項の基本的なものは何か,数多い評価の論点は問題の核心に果たしてふれているのかいないのか。この重要な観点にシンポジウムの結果がみちびかれることを期待する旨の趣旨の説明が司会者によってなされ,もち時間1時間の間に行なわれた成果について報告すると,概略以下のようになる。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.