特集 看護
看護業務の軽減法
1.小児外科病棟における看護業務の軽減
永谷 陽子
1
1慶応義塾大学病院小児外科
pp.43-46
発行日 1963年11月1日
Published Date 1963/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202233
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はじめに
私達ナースの仕事は,病院の発展とともに日々複雑さと多忙をきわめている。一方では患者の世話を専門的に発展させなければならないし,同時に医師の診療の介助者としてその活動を積極的に援助していかなければならない。ましていくつかの科にまたがる混合病棟においては,単一科病棟とは異なった意味での繁雑さが加わり,いろいろな問題も生じてくる。忙しいということはしばしば診療介助に手がまわらないことの弁明になっているが,忙しさの原因を分析し,雑務の専門化と,診療時間の調整等によって,医療と看護が充実して行なわれるよう,努力していきたいと願っている。
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