特集 看護
看護業務の軽減法
3.国立大阪病院で現在実施している看護業務の軽減法
増永 道子
1
1国立大阪病院整形外科
pp.49-50
発行日 1963年11月1日
Published Date 1963/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202235
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最近各方面の職場では業務の改善にめざましい進歩をみせているが,看護業務においてはまだまだこれから改善で,多くの課題が山積している。看護業務は他の業務と異なり,病人を対象とするので,単に機械的に動いたり,機械化されることだけでは,看護の責任は果たされない。患者を気持よくまた安楽にすることが,看護の第1条件である。ナース自身の熟練されたその手め操作が尊ばれるだけに,この問題の難点があることも考えたい。当院において改善改良を加え,成果をあげ得たと思うものを,ささいなことではあるが,いくつかの例をあげてのべてみる。
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