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病院における窓口用語の研究
江本 邁夫
1
1国立大竹病院
pp.67-70
発行日 1959年1月1日
Published Date 1959/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201463
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1.始めに
つい,うつかりと患者さんに,わかりにくい言葉で話しかけることはないだろうか。話が多分に個人の秘密に関係することが多い処から,思わず若い娘さんが,赤くはにかむようなことを大声でしやべることはないだろうか。
"病院を訪れる患者にとつては親切に扱われると否とは,その病院に対する親近感はもとより,時としては信頼度すら左右することが少なくない"(病院=1955,12月号P.35)とされるだけに,病院の"フロント"における印象は病院経営上,大きな役割を持つものと考えられる。それだけに窓口の医事職員の態度,言葉遺い等が重要視されることは当然であろう。
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