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病院における応対について—ことばづかいと態度
冨田 重雄
1,2
1市川市病院協会
2財団法人化学療法研究所附属病院
pp.73-75
発行日 1959年1月1日
Published Date 1959/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201464
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まえがき
病院におけることばつかいや態度のよしあしは,直接に間接に治療効果に影響があることは,周知のとおりである。産業方面においては,応対についての研究は盛んで,とくに近年日本産業訓練協会などをとおして,種種の刊行物も出され,訓練が行われている。医療サービスを提供する病院において,従来これについてじゆうぶんな反省が加えられなかつたのは遺憾である。市川市病院協会では去る5月1日,病院管理,国語,言語教育,心理などの各専門家の協力を得て,加盟の病院12の入院患者(1,260),職員(541)および著名文化人(150)を対象として「病院におけることばつかいの調査」を行つた。以下はその調査の結果を資料とした。
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