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Doctor's Taperecord
pp.57-58
発行日 1955年2月1日
Published Date 1955/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200928
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昨年11月に臨床検査技術士の技術認定の試験が行われた。詳しい記事(試験問題集,試験委員の感想,合格者氏名)は保健タイムスの165号(1954—12—13),166号(1954—12—28)に載つている。資格試験は国がやつたがよいか,民でやつたがよいか,一利一害で色々議論のある所であるが,民間でも出来る。又その所に色々よい点があると云うことを実証した点で興味ある試みであつた。
国でやると云うことになると,必ず試験の方法,むつかしさ等について受験者の団体的発言が強くなつて,その結果やさしいお坐なりの試験になるにちがいない。それは現にその業務に従事している人々を落すわけにゆかぬからやさしくなるのである。看護婦や,X線技師の試験を見ればよい。
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