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大部屋拜見
守屋 博
1,2
1国立東一管理部
2病院管理研修所
pp.33-36
発行日 1950年2月1日
Published Date 1950/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200094
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病院の歴史を見ると,其の原始は教会の広い間にベツトを並べて,患者を收容したと云われている。ウオード(Ward)と云う語が,現在の病棟殊に総室に用いられているが,これは教会で患者監視係をおいたからだと云われています。
この様に,昔から病院の主力は総室においてあつたので,外国の病院建築を見るとどれも総室の間取が中心になつています。もつとも戦後最初に出来たデンバー市病院等は240のベツトが凡て個室で出来ているのもありますが(Modern Ho-spital 1949—10月号)軍病院,州立,市立は凡て,総室になつております。
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