PHOTO
“子どもたちのからだからのSOS”—お母さんの情報交換の場アレルギー教室 東京都墨田区本所保健所
石井 義治
pp.421-424
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900699
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
現代の食生活をはじめ,幕らしをとりまく生活環境のさまざまな変化は,心身ともに敏感な子どもたちのからだに顕著に現れ,小児喘息やアトピー性皮膚炎など,アレルギー性疾患の子どもたちが増えつつある。
東京都墨田区本所保健所では,1988年に乳児のアレルギー健診事業を始めて5年になる。月1回の健診を石っていく中で,アレルギー対象者に対して,担当保健婦の「健診後のその場でのお母さんへの個別指導だけでよいのかどうか。もっとお母さん同士の情報交換の場が必要なのでは」との思いから,保健婦と関係者が話し合い1991年7月よりアレルギー教室を開催することになった。
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.