特集 人口高齢化と病院医療
都市部(特に東京)における病院医療の課題―地域包括ケアを支援する病院のあり方を中心に
猪口 雄二
1
1医療法人財団寿康会
キーワード:
病院数減少
,
東京の病院
,
地域包括ケア支援病院
,
中小病院の行方
Keyword:
病院数減少
,
東京の病院
,
地域包括ケア支援病院
,
中小病院の行方
pp.30-36
発行日 2014年1月1日
Published Date 2014/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102692
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現在,医療制度改革のなかで病院の機能分化が推し進められている.厚生労働省医政局では,病床機能の報告制度,都道府県の医療ビジョンの作成等を通じて,国民に各々の病院の持つ機能を明示する法的措置を行おうとしている.
それは,病棟ごとに機能を報告することとし,急性期医療を受け持つ病床,長期療養の病床,さらに回復期や在宅療養,介護施設等との連携による「地域完結医療」を目的とする病床,等に機能を分化させて報告し,都道府県を中心に医療ビジョンを作成するというものである.
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