特集 拡大するリハビリテーション医療
【事例】
地域連携医療とリハビリテーション:大腿骨近位部骨折
野村 一俊
1
1国立病院機構熊本医療センター 統括診療部
キーワード:
大腿骨近位部骨折
,
地域連携
,
クリティカルパス
,
リハビリテーション
Keyword:
大腿骨近位部骨折
,
地域連携
,
クリティカルパス
,
リハビリテーション
pp.873-875
発行日 2010年11月1日
Published Date 2010/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101819
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近年,医療機関の機能分化が進み,長期のリハビリテーションを要することが多い大腿骨近位部(頸部/転子部)骨折の入院治療は,急性期医療機関と回復期医療機関との連携で行われることが多い.
2006年の診療報酬改定において,地域連携クリティカルパス(以下,地域連携パス)による連携体制の評価が行われ,地域連携診療計画管理料,地域連携計画退院時指導料が新設された.他疾患に先駆けて大腿骨頸部骨折が対象となったため,大腿骨近位部骨折の地域連携パスは,全国で広く運用されている.
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