連載 デザインの力・8
視覚を補う工夫
山本 百合子
1,2,3
1日本ロービジョン学会
2日本人間工学会
3国際ユニヴァーサルデザイン協議会
pp.574-575
発行日 2010年8月1日
Published Date 2010/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101745
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普通の生活で,私たちが見えづらさを意識することは稀だ.しかし,それまで見えていたものが,明るさやその他の条件によって見えづらくなった時,何が見えないのかがわかる.例えば,細い線や画数の多い漢字などを見る時は,目を近づけて見ようとするだろう.そうやって何が見えにくいか,気づくことによって,見えにくいものを見やすくしていくための,ちょっとした工夫をすることもできる.
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