今月の主題 内科医と虚血性心疾患
冠動脈造影検査の適応と限界
冠動脈造影検査を補う検査―beyond angiography
平山 篤志
1
,
上田 恭敬
1
,
児玉 和久
1
1大阪警察病院心臓センター
pp.57-60
発行日 2003年1月10日
Published Date 2003/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102475
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ポイント
・冠動脈疾患の病態の解明や治療法の開発に有用であった冠動脈造影は,影絵であることから,正確な狭窄度を評価をするには十分でなかった.
・しかし,血管内超音波法や血管内視鏡などの冠動脈イメージングに加え,冠予備能を計測しうる簡便なドプラフローワイヤーや圧ワイヤーの使用により,プラークの性状を含めた狭窄度の評価が可能となった.
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