特集 死生観が問われる時代の医療
【事例】
エンゼルメイクと死生観
小林 光恵
キーワード:
エンゼルメイク
,
死化粧
,
グリーフケア
,
看取り
,
死後ケア
Keyword:
エンゼルメイク
,
死化粧
,
グリーフケア
,
看取り
,
死後ケア
pp.539-541
発行日 2010年7月1日
Published Date 2010/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101734
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「エンゼルメイクとは,医療行為による侵襲や病状などによって失われた生前の面影を,可能な範囲で取り戻すための顔の造作を整える作業や保清を含んだ,“ケアの一環としての死化粧”である.また,グリーフケアの意味合いも併せ持つ行為であり,最期の顔を大切なものと考えたうえで,その人らしい容貌・装いに整えるケア全般のことである」.
エンゼルメイク研究会(以下,研究会)は2001年に発足し,エンゼルメイクを以上のように定義して,これまで検討をつづけてきた.
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