特集 個人の力と医療・社会
死のあり方の選択
井形 昭弘
1,2
1名古屋学芸大学
2日本尊厳死協会
pp.19-22
発行日 2008年1月1日
Published Date 2008/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101093
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人の命は有限であり,成熟した社会では生と死の問題は避けて通れない.ヒポクラテスの時代から受け継がれてきた延命至上主義は医学,医療の進歩とともに徐々に見直されるようになり,その流れの上に自分で自分の死にざまを選ぶ尊厳死運動は展開されてきた.ここでは尊厳死を中心に死のあり方の選択について論じてみたい.
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