特集 相補・代替医療へのニーズにどう対応するか
相補・代替医療の可能性と展望
吉田 勝美
1
Katsumi Yoshida
1
1聖マリアンナ医科大学予防医学教室
pp.374-378
発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100812
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■近年の動向
1.高齢化に伴う疾病構造の変化
わが国は諸外国に類を見ないほどの高齢化社会を迎えており,その疾病構造も生活習慣病が大半を占めている.生活習慣病は保健・医療・介護を考えるうえで主要な疾患になっており,高齢化社会の中で,ますます医療関係者の関心事になっている.
2.高度先進医療の発達
一方,医学の発展も著しく,種々の高度先進医療が導入されてきており,患者に提供される治療法も増加してきている.
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