グラフ
地域に根差しEBMに基づくリハビリテーション医療を目指す―JA長野厚生連リハビリテーションセンター鹿教湯病院および関連施設
pp.361-366
発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100811
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鹿教湯温泉(長野県小県郡丸子町)は,「鹿に化身した文殊菩薩が信仰の厚い猟師に湯のありかを教えた」という伝説からその名がついたという.泉質:単純泉(弱アルカリ性低張性高温泉),泉温:46℃の湯は脳卒中・中風に本邦随一の特効があるといわれ,古くから湯治温泉として親しまれてきた.
JA長野厚生連リハビリテーションセンター鹿教湯病院は,昭和31年9月,鹿教湯温泉療養所(病床数:23床,診療科:内科,理学診療科)としてこの地に開設.温泉を利用した,脳卒中のリハビリテーション(以下,リハ)を専門とする療養所として全国に知られ,夏は関東都心部,冬は農閑期にある地元住民を中心に入院患者が集まってきた.
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