連載 病院管理フォーラム
■防犯対策・1
病院における防犯体制の実態―日本看護協会の調査から
鈴木 理恵
1
1社団法人日本看護協会政策企画部調査研究係
pp.851-853
発行日 2006年10月1日
Published Date 2006/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100399
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近年,病院において患者や医療従事者が院外の第三者等によって暴力被害を受けたり,盗難,器物損壊等が増えている他,2006 年 1 月には宮城県の病院で新生児連れ去り事件が発生するなど,患者,職員の身体生命に危害が及ぶリスクが高まっている状況である.
患者に安全・安心な療養環境を提供し,かつ職員が安心して働くことのできる労働環境を整えることは,質の高い医療・看護サービスを提供するうえで重要な課題の一つである.
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