特集 医療のパフォーマンス評価
―【インタビュー】―平成 18 年診療報酬改定における「患者の視点の重視」
遠藤 久夫
1
1学習院大学経済学部
pp.553-556
発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100332
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■領収書の発行義務
――遠藤先生は学習院大学経済学部教授と同時に,新たな中央社会保険医療協議会(中医協)の公益側の委員としてのお立場があります.先般,平成 18 年度診療報酬改定での答申が得られ,その中に「患者の視点の重視」という柱があります.
さて最初に今回盛り込まれた領収書発行の義務化についてお聞きします.これは病院側と患者さん,両者に重要課題だと受け止められていますが,その概要と中医協での議論をご紹介いただけますか.
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