トピックス
サーティフィケートコースに協会の意見反映されず―PT協会
pp.422-423
発行日 1972年10月9日
Published Date 1972/10/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518104285
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9月5日PT・OT両協会に対して医療関係者審議会PT・OT部会よりサーティフィケートコースについて説明するために出席するよう要請され,砂原PT・OT部会長および厚生省新谷医事課長より次のような主旨の話があった.
これはPT・OTの2年間の養成課程で,受験対象者は保健婦・助産婦・看護婦および短大2年卒以上の者で解剖学・生理学・病理学・心理学・一般臨床医学,精神医学の6科目のうち3科目を履習した者となっている.この養成課程を考えるに至ったいきさつは,数年来審議会として,現在の3年養成課程では問題があるので4年制大学が本道であるという前提でカリキュラム案を作ったが,その中に4年制大学卒者対象のサーティフィケートコースが含まれており,このコースを現時点で採用しようとして検討したところ法律上の制約で受験対象者を4年制大学卒者にしぼることが不可能だとわかり,カリキュラム委員会で再度検討した結果,少数の反対意見はあったが,前述のようにほぼまとまったので,9月12日の審議会にはかり決定したいとのことだった.
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