The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 21, Issue 2
(February 1987)
Japanese
English
研究と報告
理学療法学科学生の患者評価能力について
Patient Evaluation Competence of Physical Therapy Students
宮本 省三
1
,
板場 英行
1
,
高光 重信
1
Shozo MIYAMOTO
1
,
Hideyuki ITABA
1
,
Sigenobu TAKAMITU
1
1高知医療学院
1Kochi School of Allied Health and Medical Professions.
pp.107-114
発行日 1987年2月15日
Published Date 1987/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103730
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はじめに
理学療法教育における臨床実習に関しては,多くの問題点が指摘されている1~12).しかし,学生の患者評価能力を具体的に分析し,その教育目標や教育指導方法を検討した報告は極めて少ない.
そこで,今回は,臨床実習開始前の段階における学生の患者評価能力を明らかにするために,臨床実習で最も担当する頻度の高い脳卒中片麻痺例に対する情報収集能力と情報活用能力を分析し,臨床実習教育において考慮すべきいくつかの知見を得たので報告する.
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