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特集 スポーツ医学
スポーツ外傷に対する理学療法―ユニバーシアード神戸大会の経験から
Physical Therapy for Sports Injuries: From the clinical experiences in the Universiade Kobe 1985
武富 由雄
1
,
黒坂 昌弘
2
Yoshio TAKETOMI
1
,
Masahiro KUROSAKA
2
1神戸大学医療技術短期大学部
2神戸大学医学部整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Kobe University School of Medicine.
pp.605-610
発行日 1986年9月15日
Published Date 1986/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103630
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はじめに
1985年ユニバーシアード神戸大会は新設された神戸総合運動公園陸上競技場を中心に,8月24日から9月4日の12日間開催された.ユニバーシアードは世界の学生のオリンピックである.競技種目は陸上競技,バスケットボール,フェンシング,体操,競泳・飛込,水球,テニス,サッカー,柔道の10競技.参加国は106カ国で大会史上最大の参加国となり,参加選手・役員の人数は4,352人であった.世界大学スポーツ連合(FISU)は大会関係者に対して無料で医療サービスを行うよう規定している1).そこで国際舞台で活動したスポーツ外傷の理学療法について述べる.
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