本の紹介
「自閉症児への架橋(どう理解しどう導くか)」―安藤春彦・山崎晃資・白橋宏一郎・猪股丈二著
山田 孝
1
1北海道大学医療技術短期大学部
pp.674
発行日 1983年10月15日
Published Date 1983/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102942
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自閉症児の理解と指導の架橋と題された本書は,数の上では圧倒的に少数ではあっても,その原因究明がなされず,したがって養育,治療,教育の面でも厚い壁にふさがれているゆえに社会的にも注目されている自閉症児を理解するために,現場や親などの関係者が焦りや苦悩に満ちているという状況を認識し,これまで関係者が求めていたのは実際的な困難に対する具体的対処法であって,必ずしも専門的で,アカディミックなものではないとする医師の立場から書かれたものである.
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