Japanese
English
研究と報告
痙性斜頸に対するEMG-Biofeedback治療
Treatmen of Spasmodic Torticollis by EMG-Biofeedback
武政 誠一
1
,
古賀 友弥
1
,
武部 恭一
1
,
鄒 喨光
1
Seiichi TAKEMASA
1
,
Tomoya KOGA
1
,
Kyoichi TAKEBE
1
,
TAOU Liang Kuang
1
1神戸大学医学部付属病院
1Kobe University School of Medicine, Department of Rehabilitation.
pp.45-50
発行日 1983年1月15日
Published Date 1983/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102780
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Ⅰ.はじめに
痙性斜頸は,1727年Wepferによりconvulsio pariticularisとして最初に記載され,その後,数多くの報告がみられる.
痙性斜頸とは,頸部筋の異常な筋緊張によって,頭部の回旋・側屈・後屈などを引き起こす疾患であり,その病因も器質性のものから心因性のものまで幅広く考えられ,治療法も外科的,精神的療法といろいろ行われているが,いまだに決め手となる治療法がない.
今回,我々は,EMG-Biofeedbackを利用して,本症を治療しているので,その成績などについて報告する.
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