Japanese
English
研究と報告
足関節固定者の日常生活動作
Activities of Daily Living in Patients with Ankle Arthrodesis
武政 誠一
1
,
古賀 友彌
1
,
武部 恭一
1
Seiichi TAKEMASA
1
,
Tomoya KOGA
1
,
Kyoichi TAKEBE
1
1神戸大学医学部付属病院
1Kobe University School of Medicine Department of Rehabilitation.
pp.523-527
発行日 1981年5月15日
Published Date 1981/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102406
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Ⅰ.はじめに
足関節の固定術は,1878年に麻痺足変形に対して施行されて以来,数多くの報告があるが,それらは手術手技を中心としたものが多く,関節固定術の日常生活動作(以下ADLと略)におよぼす影響についての報告はあまりみられず,その問題点については充分に解明されていない.和式生活においては,洋式生活に比べ,その問題点がより多く生じると考えられるが,本邦においても足関節固定術についての報告は少ない.
今回,我々は本院にて施行した足関節固定術患者の予後調査を行ったので,和式生活上のADLにおよぼす影響,その問題点を中心に述べる.
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