Japanese
English
特集 慢性関節リウマチ
若年性関節リウマチの治療とリハビリテーション上の問題点
Treatment of Juvenile Rheumatoid Arthritis and Problems in its Rehabilitation
渡辺 言夫
1
Nobuo WATANABE
1
1杏林大学医学部小児科
1Department of Pediatrics, Kyorin University School of Medicine.
pp.817-821
発行日 1982年12月15日
Published Date 1982/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102751
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緒言
若年性関節リウマチ(Juvenile Rheumatoid Arthritis,JRAと略す)は成人の慢性関節リウマチと比較すると予後は良好と言っても長期間の治療が必要で,小児の慢性難治性疾患の一つである.したがって日常生活,教育問題,情操発達の問題など,患児の管理の画で医師,理学療法士,肩護婦,教師,学友,患者の家族など患児を取り巻くすべての人々の協力が必要である.本疾患の症状や重症度,治療に対する反応は患者一人一人すべて異なり,薬物療法の上でも生活指導でも症例ごとにきめの綿かい配慮が必要である.
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