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特集 診療報酬
リハビリテーション関係診療報酬改定の問題点
Problem in Revision of Rehabilitaion-Related Health Insurance Fees
大村 潤四郎
1
Junshiro OHMURA
1
1厚生団
1Kosedan.
pp.989-991
発行日 1981年12月15日
Published Date 1981/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102532
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Ⅰ.6月点数改定の影響
6月の社会保険診療報酬点数表の改定は医療機関にさまざまな影響を与えたようである.それは医療機関の種類や今までの診療内容などによってさまざまであった.公私病院連盟傘下の431病院についての調査によると平均影響率は99.2%であったという.すなわち0.8%の収入減である.病院別には収支が好転したもの42.0%悪化したもの58.0%で6割近くが減収であったという.今回の改定は内容が複雑であって,あてはめ作業は困難であったし,重症加算(室料,看護)も具体化されていない段階であったからこの数字にはなお問題もあろうが,期待したほど増収にならなかったことは事実である.
影響を甲表機関病院,乙表機関病院別に見ると甲表機関病院がやや有利であった.
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