The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 14, Issue 2
(February 1980)
Japanese
English
特集 診療報酬
リハビリテーション診療報酬改正経過とその背景
The History of the Fee for Medical Rehabilitation
大村 潤四郎
1
Junshiro OHMURA
1
1厚生団
1Kosedan.
pp.81-85
発行日 1980年2月15日
Published Date 1980/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102086
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1.技術の普及と医療報酬
リハビリテーション・サービスが普及するには技術者の養成,教育も重要だが,その経済的基盤が重要である.サービス生産のコストを賄う財源は大部分が診療報酬に依存しているから適正な診療報酬の設定はサービスの発展に重要な役割を占める.
自由市場におけるサービスの価格は需要と供給の平衡によって定まる.医療保障が普及した今日では,医療費のうち患者が負担する割合は11.7%(昭和52年度)にすぎない,あとは社会保険や公費負担制度の負担である.
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