Japanese
English
特集 リハビリテーション機器
Ⅲ.主要疾患別にみた機器
頸髄損傷者の日常生活動作とリハビリテーション機器
Rehabilitation Equipments for the Quadriplegic
広重 靖
1
Yasushi HIROSHIGE
1
1総合せき損センター
1Spinal Injuries Center.
pp.193-203
発行日 1981年1月15日
Published Date 1981/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102328
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はじめに
頸髄損傷,四肢麻痺者の増加は,医学の進歩と共に年年急速になり,特に労働災害を初め交通事故やスポーツなどの障害が多くなって来ている.
四肢麻痺患者は対麻痺患者に比べて上肢機能や呼吸機能まで低下し,わずか1髄節の差が機能的予後を大きく左右している.四肢麻痺患者の機能面からみても社会復帰の実現性は乏しく施設の場所や諸環境などの未整備,日常生活行為の介助など多くの問題がある.
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