FORUM フォーラム ふぉーらむ
治療効果と教育効果
奈良 勲
1
1金沢大学医療技術短期大学部
pp.839
発行日 1980年12月15日
Published Date 1980/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102281
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- 文献概要
臨床に携わっているとには当然のことながら患者の治療効果を最も重視することになる.臨床的に患者の変化を検査・測定などを通して把握することはそう困難なことではなく,多くの場合比較的短期間で効果の有無が判定できよう.しかし,それは患者が入院している期間であり,家庭や社会に復帰してからでも入院時の状態が保たれているかということを知るためには何らの形でフォローアップしなけれはならない.効果の判定は経時的われることになるが,最終的にはどの段階で行うのが最も妥当なのか.
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