The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 14, Issue 10
(October 1980)
Japanese
English
研究と報告
万歩計による呼吸リハビリテーションの評価
Trial Assessment of Respiratory Rehabilitation by a Pedometer
千住 秀明
1
,
長坂 行雄
2
,
李 龍植
2
,
北谷 文彦
2
,
横山 邦彦
2
,
東 喜美子
2
Hideaki SENJU
1
,
Yukio NAGASAKA
2
1国立療養所近畿中央病院付属リハビリテーション学院
2国立療養所近畿中央病院
1National Chest Kinki-Chuo Hospital.
pp.705-711
発行日 1980年10月15日
Published Date 1980/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102248
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Ⅰ.はじめに
慢性閉塞性肺疾患の長期管理における呼吸リハビリテーションの効果はすでに広く認められており6,10,14,15,16),その評価法としては,運動負荷による運動耐容能11,12)や新しい息切れの分類9)が用いられてきた.我々は慢性呼吸不全症例に対して呼吸リハビリテーションを行い,自覚症の改善に伴って日常活動範囲が拡大することを認め,同時に万歩計を用い,一日歩行数の増加としてこれを捉える事ができた.万歩計は呼吸リハビリテーションを評価する上で有用な指標となると考えられるので報告する.
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