FORUM フォーラム ふぉーらむ
治療者は活力の配給者/今思うこと
深沢 弘
1
,
足利 千鶴子
2
1竹田綜合病院リハビリ科
2別府リハビリテーションセンター
pp.115
発行日 1979年2月15日
Published Date 1979/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101849
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先日最近出不精の己を奮い起たせシカゴブルースを聞きに行った.小生が特にブルースに傾倒している訳ではないが何となく黒人歌手の歌が好きだからである.サニーランド・スリム,ハニーボーイ・エドワーズの両氏はそれぞれ70歳・60歳を越えているとの紹介だった.スリム氏は力感溢れるピアノ演奏とボーカル,エドワーズ氏は広い声域とギター.両氏に共通して言えることは情感と力感が豊かなこと.聴衆はわずか200名位で,ある会の定期演奏会ということで必然的に会を組織している20歳前後の若い男女がほとんどだった.久しくこのような雰囲気に浴していない小生は少々むず痒さを感じた.多分小生は聴衆の中で最年長か2番目位だったろう.
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