体験記
障害者一日体験記 1.交通事故による片膝硬直―学生実習から
宮永 多加志
1
,
武藤 州子
1
,
森田 久美子
1
,
山田 純生
1
,
山本 敏博
1
,
吉田 光一
1
,
渡辺 好孝
1
,
高橋 康博
1
,
入野 展和
1
,
大矢 由紀美
1
1高知リハビリテーション学院
pp.311-312
発行日 1977年4月15日
Published Date 1977/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101465
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理学療法士,作業療法士にとって大切なことは患者を治療,指導するにあたって患者の立場を出来るだけ理解することである.“障害の受け入れ”とか“障害の認知”などあまりにも容易に使われすぎている感も強い.
実際に色々な障害を持つ人で社会的にはどのように大変なことか,限られた一面であっても学生時代に実感として把握してもらいたいという意図で4つの障害をとりあげて学生の体験をグループ別にまとめてもらうことにした.
リハ2学年生ということではまだ不充分な点も多いが私共医療に携る者の欠点ということで考えさせる面が確かにある.グループ別のまとめであり,内容が不均一であることはお許し戴きたい.(指導:荻島秀男)
第1回が「交通事故による片膝硬直」で,以下順を追って,2.「片麻痺」,3.「対麻痺」,4.「後天的全盲」の順で連載する.(編集室)
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