Japanese
English
特集 作業療法最近の進歩
オフィス・モダプツとその作業能力評価への適用
Office MODAPTS; Its Application for Evaluation of Occupational Ability
横溝 克己
1
Yoshimi YOKOMIZO
1
1早稲田大学理工学部
pp.261-264
発行日 1977年4月15日
Published Date 1977/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101449
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工場などにおける動作時間の基準としてPTS(Predetermined Time Standards)法があるが,その1種に基本モダプツ法がある.このモダプツ(MODAPTS)法はModular Arrangement of Predetermined Time Standardsの略で詳細PTS法の値にその後の人間工学的検討を加えてAustralian Association For Predetermined Time Standards & ResearchのG.C. Heydeが上手にまとめたもので,実用精度を保ちながら合理的に簡素化を進めたものである.
これら一連のモダプツ法には身体の基本動作を中心とした基本モダプツ法,手運搬を中心として身体の消費エネルギーから作業負荷を算出できるトランシット・モダプツ(Transit MODAPTS),主として事務作業の時間見積や評価に使われるオフィス・モダプツ(Office MODAPTS)それに身体障害者などの作業能力評価に使われるワーカビリティテスト(Workability-Work Capability-Test)などがあり,現在Job Capabilityに関する資料がつくられつつある.
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