FORUM フォーラム ふぉーらむ
疑義,重度片マヒ患者
木村 荘兵衛
1
1国立療養所山形病院
pp.699
発行日 1976年9月15日
Published Date 1976/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101303
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最近,脳卒中後の片マヒ患者について考えて見ると,高度の失認,失行などを伴い,障害が重度で改善のみられないもの,あるいはほとんど期待出来ないような患者が多くなってきている.又年齢的にも大きな広がりを見せており,とりわけ70歳代からの高齢者が年々多くなって来ている,年齢的な面からだけを考えれば日本人の平均寿命が高くなってきていることを思えぱ当然なことでもあり喜こばしいことではあるが,リハ医療に携わる我々にとっては大きな問題である.
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