The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 9, Issue 11
(November 1975)
Japanese
English
研究と報告
電動車椅子における操作スイッチの適合について
On the adaptation of the control switch for the electric wheel-chair.
奥 英久
1
,
雨森 邦夫
1
Hidehisa OKU
1
,
Kunio AMEMORI
1
1兵庫県リハビリテーションセンター義肢装具開発課
pp.811-814
発行日 1975年11月15日
Published Date 1975/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101124
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Ⅰ.はじめに
現在まで義肢装具の適合判定は,兵庫県の場合を例として示すと,使用者・適合判定医・義肢装具製作者・セラピスト・ケースワーカーらによる定性的なものが大半であったが,使用者への適合性をより増加する為には従来の方式に加えて,新しい定量的な適合判定方式を確立する必要があり,義肢装具の研究,開発が進むとともに重要な課題となってきている.
本論文では,電動車椅子を例として,その適合判定における一つのポイントである最適操作スイッチの決定方式についての提案を行ない,そのそれぞれについて代表的なスイッチの試作ならびにフィールド・テストを行なって提案した方式の実用性を示している.
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.