Japanese
English
研究と報告
片麻痺跛行の筋電図学的研究
Electromyographic study on hemiplegic gait.
灰田 信英
1
,
根岸 喜美雄
1
Nobuhide HAIDA
1
1慶応大学病院リハセンター
pp.729-735
発行日 1975年10月15日
Published Date 1975/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101105
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Ⅰ.緒言
脳血管障害による片麻痺の跛行には,痙性麻痺,関節の拘縮,共同運動パターン,各種の連合運動,及び深部知覚の低下等,多くの因子が関与するために複雑な様相を呈する.そのために現症把握ならびに歩行訓練にはなお多くの困難な問題が残されている.
筋電図がKinesiologyの分野に導入されて以来,跛行を筋電図学的にも把握しようとする試みが行なわれ,ポリオ,脳性麻痺,義足歩行について数多くの報告がみられる1,2,3,4,5).
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