Japanese
English
短報
片麻痺患者における麻痺筋の表面筋電図周波数分析
Frequency Analysis of the Surface Electromyogram in the Paretic Muscle of A Hemiplegic Patient.
古田 晴朗
1
,
加藤 栄昭
1
,
永田 雅章
1
Haruo Furuta
1
,
Hideaki Katoh
1
,
Masaaki Nagata
1
1国立療養所村山病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, National Murayama Hospital
キーワード:
片麻痺
,
表面筋電図
,
パワースペクトル密度
Keyword:
片麻痺
,
表面筋電図
,
パワースペクトル密度
pp.151-154
発行日 1994年2月10日
Published Date 1994/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107552
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はじめに
脳卒中後片麻痺患者の歩行は麻痺の回復程度により大きく影響を受け,特に足関節の自動背屈ができるかどうかは短下肢装具等の処方に関連し重要である1).前脛骨筋は足関節の背屈筋として最も強大な筋であることから,その麻痺の回復は足関節の自動背屈運動の回復程度をよく反映するものと考えられる.そこで,麻痺側の足関節背屈筋トルクおよびその前脛骨筋の表面筋電図の周波数特性を調査し,麻痺の回復に伴い前脛骨筋の活動がいかに変化するのか,健常者の前脛骨筋の表面筋電図と比較しながら検討を試みた.
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